「アンチエイジング」というと女性だけのものというイメージを持たれる方が多いと思いますが、幅広い年齢層の男性も含む意味でもあるのです。

この政策をつくりはじめた時は自分の介護の経験から「働きながら介護出来るまちづくり」という観点から、再開発地域につくる周辺住民のニーズに応じた公共施設としてお年寄りの施設をつくりたいとう思いがあったからです。
中央区世論調査で身体が弱くなった時に何を望むのかという事を考え、「介護者支援センター」と命名しておりました。
私の思考を時系列で説明させていただくと・・・

私の家の近くにも再開発の高層住宅がいくつも建設予定である。
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そこには周辺住民のニーズに応じた公共施設が必要
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子ども対象の施設よりお年寄りの施設のほうが少ないのかも・・・
老人ホームは定員を満たしたらそれで終わってしまう。
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お年寄り本人は自宅で過ごす事を望んでいる。
それでも家族に迷惑をかけないよう入居するのでしょう。
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介護保険制度は破綻寸前。施行当時より少子高齢化が進み家族介護の為に働く事を諦める。
そんな職場の先輩をたくさん見てきました。そして働きながら介護の出来る環境に住んでいる事に感謝しておりました。
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将来に希望が持てる育児の大変さと親の介護の大変さは大違い。働く事だけではなく結婚や出産にも踏み切れず少子高齢化は益々加速してしまう。
(社会保障費は国の三分の1を占めております。赤字国債発行額も1000兆円を超え国民一人当たり811万円とも言われる借金も話題になります。)
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自分の介護離職の経験から可能なら回復を望みたい。煮詰まり気味の在宅介護を支えて欲しい。
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デイサービスやショートステイ施設をつくり回復を推進させたい。
介護をしている家族を制度的に支え、経済活動を止めずに働きながら、そして親に感謝しながら精神的余裕をもって生活するようサポートしたい。
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介護者支援の条例整備と日本初の若返りを求める新介護システムと中間地点

介護者支援センターの設立

・民間参入で区内介護システムの司令塔である拠点をつくり各施設の利用状況を把握する事により急な出張にも対応できるシステムで働きながら介護が出来る

・障害者を含め患者及び未病の方々に医療に含まれないケアを取り入れ回避や回復のために予算を使う大胆な福祉改革。

・心理セラピストの導入で2~30%の医療費を削減した実例などの採用、栄養プログラムで健康に良い食事をおいしく提供するなど、回復に導くことにより医療費や介護費を低コストに抑える。

・区民農園などで障害をお持ちの方も働いて生きがいを持てる。

・区民の優先採用で元気なお年寄りに働いて頂く(レストラン運営。警備、一人暮らしのお年寄りの訪問)

中央区の豊かな財源は、日本の未来の為、少子高齢化社会に求められている新たな介護システムを最初に実現するためにあるのです。

職住近接の中央区が抱える再開発予定地は、働きながら子育てや介護に取り組め、年齢を重ねても身体に意識を高められる環境を整えることにより、健康で働きながら幸せを実感したい。
子育てをしながら働き生産し、親を愛し感謝して本来の自分を取り戻す。要介護のご家族がいらっしゃる方々も、ゆとりをもって生活が出来る。そのような社会を一番先に実現をする使命が中央区にはあります。

発祥の記念碑が多く存在する中央区。介護保険破たんを食い止める発祥の地とします。

上記のように政策がまとまりかけた頃、大震災などもあり被災された方だけでなく日本国中が不安と暗い空気に包まれた中から、復興に向け勇気を持ち始めている今、もっと進化した政策にして、明るく希望に満ちたビジョンを示したい!
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それにこの政策ですと家に介護をする人がいなければ利用出来ない事になる。
弱いお年寄りのお世話をする従来の政策は、皆が訴え、実現される事でしょう。
しかし元気なお年寄りもたくさんいらっしゃるのです。
中央区世論調査では「働く場所」や「生きがい」を高齢者施策で求める方の声が多くありました。老後に不安を持たず、働く場所があり生きがいを持てる施策をたくさんの方が望まれているのです。常識のように憧れている「働かないで生活出来る」事は、思い描いている優雅なものではないという事を皆さん潜在意識の中で気づいているのですね。
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身体が弱くなり不安を抱える方々を、元気で健康な方々が引き上げ、皆がいきいきと暮らせる社会の実現は今までと同じ考えでは現実化させる事は出来ない。逆転の発想でこの政策を進化させようと考え、元気で若いときから自分の身体に意識を高め、年齢を重ねても健康で元気に頑張っている方々が得をする社会をつくることこそ重要施策だと気付きました。
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そして健康で元気に65歳を迎えた方々が、まるで新入社員のような気分で働ける企業づくりと、若さと健康を維持するための努力を支援するアンチエイジングセンター設立に至りました。

介護施設業者は介護度が高い方を介護するほうが収入になりますが、介護度を軽減することにより報酬が生じる。介護をされる方もトクをする。そんなシステムを是非とも実現したい。
回復につながる様々な情報が集約される場所。来るだけで前向きな気持ちになれる場所。そのようなイメージです。